◆
議会運営委員長(
熊田義春) 議長、
議会運営委員長、10番
熊田義春。
○議長(
本多勝実)
熊田義春君。 (
議会運営委員長 熊田義春 登壇)
◆
議会運営委員長(
熊田義春) 皆さん、改めましておはようございます。 本委員会に付託されておりました
今期定例会の会期、日程等について、去る8月28日午前10時から委員会を開催し、審査をいたしましたので、その結果についてご報告を申し上げます。 初めに、
今期定例会の
会議事件でありますが、
市長提出の報告2件、
市長提出の議案32件であり、議案の内容は、決算の認定19件、条例の制定8件、
補正予算5件であります。 なお、会期中に
議長提出議題として、
決算審査特別委員会の設置及び
人権擁護委員候補者の推薦の2件が提出される予定であります。 次に、請願等でありますが、
今期定例会までに請願1件及び陳情1件を受理しております。 なお、陳情1件につきましては、
会議規則第145条の規定による請願の例による取扱いは行わないことに決定をいたしました。 次に、
今期定例会における
決算審査につきましては、先例に従い、
決算審査特別委員会を設置するとともに、3つの分科会を設けて審査することといたしました。 次に、会期等についてご報告を申し上げます。 会期は、本日1日から17日までの17日間と決定をいたしました。 日程につきましては、本日1日は
議案等一括上程、市長の
提案理由説明、
監査委員報告、
請願付託報告。明日2日は
議案調査のため休会。3日午前10時、本会議を再開し、議案に対する質疑、質疑の後、
決算審査特別委員会の設置、議案の
委員会付託を行い、
一般質問に入ります。4日、
一般質問、終了後、
常任委員会。5日、6日、休日のために休会。7日、8日、
常任委員会。9日から11日まで
決算審査特別委員会。12日、13日、休日のため休会。14日から16日、
決算審査特別委員会。17日の午前、
常任委員会及び
決算審査特別委員会。午後2時、本会議を再開し、
委員長報告、
委員長報告に対する質疑、討論、採決という日程であり、その後、
議長提出議題として、
人権擁護委員候補者の推薦について1件が提出される予定であります。
今期定例会の
一般質問通告者は10人であります。 なお、
質疑通告は、明日2日正午までといたしておりますので、ご協力をお願いします。 以上、
議会運営委員会の報告といたします。
○議長(
本多勝実) 以上で、
議会運営委員長の報告は終わりました。
○議長(
本多勝実) お諮りいたします。
今期定例会の会期は、
議会運営委員長報告のとおり、本日1日から17日までの17日間とすることにご異議ございませんか。 (「異議なし」との声あり)
○議長(
本多勝実) ご異議なしと認めます。 よって、
今期定例会の会期は、本日1日から17日までの17日間とすることに決しました。 なお、陳情第5号の1件の取扱いについては、
議会運営委員会に諮問の結果、
会議規則第145条の規定に基づく請願の例による取扱いは行わないことといたしましたので、ご了承賜りたいと存じます。
会議日程については、
議会運営委員長の報告のとおりであります。 ただいま日程表を配付いたさせます。 (日程表 配付)
○議長(
本多勝実)
今期定例会における
一般質問の通告者は10人であります。 なお、
質疑通告につきましては、明日2日正午までに事務局へ通告くださるようお願いいたします。
○議長(
本多勝実)
議事日程に従い、
市長提出の議案第76号から議案第107号までの32件、並びに請願第4号の1件を
一括議題といたします。
○議長(
本多勝実) これより市長の
提案理由の説明を求めます。
◎市長(
三保恵一) 議長、市長。
○議長(
本多勝実) 市長。 (市長
三保恵一 登壇)
◎市長(
三保恵一) 皆さん、おはようございます。 市議会9月定例会を招集いたしましたところ、ご多用の中、ご参集を賜りまして、誠にありがとうございます。 初めに、
本市職員の
新型コロナウイルス感染症の感染についてご報告を申し上げます。
本市職員の
感染状況につきましては、8月25日に1名、翌日の26日には、25日に感染が判明した職員の
濃厚接触者である8名のうち1名の感染が確認され、合計2名の職員の感染が判明をいたしました。議員の皆様方、そして市民の皆様方に大変ご心配をおかけいたしましたが、8月25日の
感染判明後には
県北保健所の指導の下、速やかに庁舎内の消毒作業を実施し、翌日から
平常通り業務を再開したところであります。 また、26日から27日にかけて、
濃厚接触者には判定されませんでしたが、
PCR検査で陽性と判定された職員と接触があった27名の職員について
PCR検査を実施いたしましたが、全員陰性となったところであります。 これまでも
感染症防止対策として、マスクの着用・手洗い・換気の徹底等を行ってまいりましたが、今回の件を受けまして、更なる
感染拡大とならないよう最大限の対策を講じてまいります。 また、8月26日には、4月10日以来3例目となる市民への感染が確認され、それ以降も市民への感染が確認されております。首都圏を中心に全国的に
感染拡大が見られる中、福島県におきましても連日感染者が確認されております。市民の皆様方におかれましても、マスクの着用や手洗いの徹底など引き続き
感染予防にご協力くださいますよう、よろしくお願いを申し上げます。 それでは、定例会でございますので、
提出事件の説明を申し上げます前に、現在までの主な
事務事業の
執行状況等についてご報告を申し上げます。 初めに、
新型コロナウイルス感染症緊急経済対策の一環であります
特別定額給付金給付事業につきましては、令和2年4月27日を基準日といたしまして、全市民5万4,010人、2万234世帯を対象に5月11日から申請受付を開始し、8月11日をもって受付期間が終了しました。
給付状況につきましては、2万169世帯の5万3,905人分で総額53億9,050万円の給付を行い、給付率につきましては、
世帯ベースで99.68%、
人口ベースで99.81%でありました。 次に、
原子力発電所事故に関連する
健康管理対策につきましては、ホールボディカウンターによる
内部被ばく線量調査を引き続き実施し、4月から7月末までに169人の受診がありました。このうち、8.9%に当たる15人に、
検出下限値以上の測定値が見られましたが、幸いにして問題のある事案はありませんでした。 なお、
ガラスバッチによる
外部被ばく線量調査につきましては、7月15日までの2か月間の調査を終了し、現在分析作業中であります。 次に、農作物の状況でありますが、水稲については、出穂期が平年より2日程度遅れ推移しており、6月下旬からの
日照不足、雨天が続いたことによるいもち病の発生や、
梅雨明け後の高い気温の影響に伴い、品質低下につながる高温登熟が懸念されるところであります。また、
カメムシ類の発生についても、平年より多く注意が必要となっております。 なお、米の生産数量につきましては、現時点における
主食用米作付面積は、1,785ヘクタールで、昨年の実績と比較し約40ヘクタールの減となっております。 野菜については、きゅうり、ピーマン、ナス等の露地野菜の一部で、
日照不足による
草勢低下や変形果が見られましたが、
梅雨明け後の天候回復により、全体の収穫量は平年並となっております。また、病害虫の被害が平年より多くなっており、適期防除を呼びかけております。 果樹については、ナシの果実は平年並からやや大玉傾向にありますが、りんごはやや小さめとなっております。また、
ナシ黒星病の発生は、平年より多く見られ、
防除対策を指導しております。 このほか、現在までに発注いたしました主な
土木建設等事業の
進捗状況は別紙(1)のとおりであり、8月までの主な
業務行事等の
実施状況は別紙(2)のとおりであります。 それでは、
今期定例会に提案申し上げました議案及び
報告事件について、その概要を申し上げます。 初めに
報告事件について申し上げます。 報告第19号については、
一般会計に係る継続費について、令和元年度において
継続年度が報告書のとおり終了いたしましたので、
地方自治法施行令第145条第2項の規定により報告するものであります。 報告第20
号健全化判断比率及び
資金不足比率については、
地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び第22条第1項の規定により
監査委員の審査に付した
健全化判断比率及び
資金不足比率を報告するものであります。
報告書記載のとおり、令和元年度の
実質公債費比率は9.9%、将来
負担比率は53.2%となり、いずれも財政の
早期健全化のための計画を定めなければならないとされる基準を下回っております。 次に、議案の説明を申し上げます。
今期定例会に提案いたしました事件は、32件であります。 まず、議案第76号から議案第94号までの19件については、令和元
年度一般会計、
特別会計及び
企業会計に係る決算をそれぞれ議会の認定に付すものであります。 議案第76
号一般会計歳入歳出決算については、
地方交付税等が予算額を上回って確保されたこと、さらに経費の節減や市政改革に努めた結果、その収支は、
歳入総額334億5,876万6,000円、
歳出総額310億9,031万6,000円、
収支差引23億6,845万円の
黒字決算となり、翌年度に繰り越すべき財源を差引いた
実質収支額は14億7,458万3,000円の黒字となったものであります。主要な施策の詳細については、別冊の「
成果説明書」をご覧いただきたいと存じます。 また、歳入の市税等における収入未済、不納欠損の要因等につきましては、別紙(3)のとおりであります。 議案第77
号国民健康保険特別会計歳入歳出決算については、
事業勘定における国保税率について医療分、
後期高齢者支援分、介護分とも応能応益の負担割合を50対50とし、算定方式を所得割、被
保険者均等割及び
世帯別平等割の3方式で行いました。収支では、一般被保険者1人当たりの
療養給付費が前年比2.0%増となりましたが、
収納率向上により保険税を見込みより多く確保できたことなどから、
歳入総額53億3,834万5,000円、
歳出総額52億3,829万6,000円、
収支差引1億4万9,000円の
黒字決算となりました。 また、
直営診療施設勘定につきましては、
地域医療の
拠点施設として
医療業務にあたり74万2,000円の
黒字決算となりました。 議案第78
号後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算については、保険料の徴収と広域連合への納入が主な内容でありましたが、収支では、
歳入総額6億3,298万5,000円、
歳出総額6億3,041万1,000円、
収支差引257万4,000円の
黒字決算となりました。 議案第79
号介護保険特別会計歳入歳出決算については、第七期
介護保険事業計画を基に、
保険給付の適正化及び
介護保険財政の安定化に努めた結果、収支では、
歳入総額62億5,533万2,000円、
歳出総額59億3,312万6,000円、
収支差引3億2,220万6,000円の
黒字決算となりました。 議案第80
号土地取得特別会計歳入歳出決算については、
一般会計への
土地売払収入及び
基金運用利子を
土地開発基金に繰出し、基金の
適正管理に努めました。なお、令和元年度の
土地開発基金の
運用状況は、「
成果説明書」に併せて提出しております「
定額運用基金運用状況」をご覧いただきたいと存じます。 議案第81
号公設地方卸売市場特別会計歳入歳出決算については、令和元年度の取引額が、青果部4億4,912万9,000円で、前年度対比3.5%の減、
水産物部2億1,296万9,000円で、前年度対比6.4%の減、全体では前年度対比で4.4%の減となり、会計の収支において490万2,000円の
黒字決算となりました。 議案第82号佐勢ノ
宮住宅団地造成事業特別会計歳入歳出決算については、分譲地の
維持管理を
行い販売促進に努めてまいりましたが、分譲地の販売には至りませんでした。 議案第83
号岩代簡易水道事業特別会計歳入歳出決算及び議案第84
号東和簡易水道事業特別会計歳入歳出決算については、水道水の安全と安定供給を図るため、水源及び施設の管理を適切に行いました。有収水量は、前年度対比で、
岩代簡水が8.8%の減、
東和簡水が2.0%の減となりました。また、
東和地域において
拡張事業を行うとともに、
令和元年台風第19号により被災した
水道施設の
災害復旧工事を行いました。 なお、両会計とも令和2年4月1日付で
地方公営企業法を適用し
企業会計へ移行したことに伴い、同年3月31日をもちまして
打切り決算となったところであります。 議案第85
号安達下水道事業特別会計歳入歳出決算及び議案第86
号岩代下水道事業特別会計歳入歳出決算については、
流域関連公共下水道(
安達処理区)では、供用面積が188.9ヘクタールとなり、全体計画面積に対する整備率は63.1%、下水道水洗化率は77.0%となりました。特定環境保全公共下水道(岩代処理区)では、供用面積が75.5ヘクタールで、全体計画面積に対する整備率は98.1%、下水道水洗化率は59.8%となりました。 なお、簡易水道事業同様、両会計とも令和2年4月1日付で
地方公営企業法を適用し
企業会計へ移行したことに伴い、同年3月31日をもちまして
打切り決算となったところであります。 議案第87号
茂原財産区
特別会計歳入歳出決算、議案第88号
田沢財産区
特別会計歳入歳出決算、議案第89号
石平財産区
特別会計歳入歳出決算及び議案第90号
針道財産区
特別会計歳入歳出決算の4件については、それぞれ財産区管理会の運営及び財産の適正な維持、管理に努めました。 議案第91号
工業団地造成事業会計決算については、長命工業団地の造成工事を施工するとともに、区画分譲に向けた確定測量業務に着手いたしました。 議案第92号
宅地造成事業会計決算については、良好な宅地の供給を目指し、二本松駅南住宅団地造成事業の実施に向けた検討を行いました。 議案第93号
水道事業会計未
処分利益剰余金の処分及び決算については、年度末の給水件数が前年度と比較して103件の増、年間有収水量では前年度対比0.3%の減となりました。 続いて説明をさせていただきます。 事業の収支については、事業収益10億8,684万9,000円、事業費8億6,939万3,000円、
収支差引2億1,745万6,000円の黒字となり、結果として消費税・地方消費税抜き額で1億9,068万9,000円が当年度未
処分利益剰余金となりますが、そのうち1億1,477万4,000円を減債積立金に積立て、残りの7,591万5,000円は資本金に組み入れるものであります。 また、資本的支出としては、上水道
拡張事業、その他施設改良工事等を実施いたしました。 議案第94号
下水道事業会計決算については、
流域関連公共下水道(二本松処理区)では、供用面積が445.8ヘクタールとなり、全体計画面積に対する整備率は62.6%、下水道水洗化率は69.0%となりました。また、特定環境保全公共下水道(岳処理区)では、供用面積34ヘクタール、全体計画面積に対する整備率97.1%、下水道水洗化率36.9%で前年度同様でありました。 なお、事業収支については、
一般会計からの補助により当年度純損失は発生しておりません。 以上が、各会計決算の概要であります。詳細はそれぞれの決算書をご覧いただきたいと存じます。 引き続き決算以外の議案について説明申し上げます。 議案第95号市税条例の一部改正については、地方税法の一部改正に伴い、所要の改正を行うものであります。 議案第96号
国民健康保険税条例の一部改正については、地方税法の一部改正に伴い、長期譲渡所得に係る課税の特例に関し所要の改正を行うものであります。 議案第97号
地方活力向上地域における
固定資産税の
課税免除及び不均一課税に関する条例の一部改正については、地域再生法第17条の6の
地方公共団体等を定める省令の一部改正に伴い、所要の改正を行うものであります。 議案第98号
債権管理条例の一部改正については、地方税法の一部改正等に伴い、特例基準割合の名称及び引用条項を改めるものであります。 議案第99号
介護保険条例の一部改正については、地方税法の一部改正に伴い、特例基準割合の名称を改めるものであります。 議案第100号
後期高齢者医療に関する条例の一部改正については、地方税法の一部改正等に伴い、特例基準割合の名称及び還付加算金の特例を改めるなど所要の改正を行うものであります。 議案第101号
学童保育所条例の一部改正については、二本松市原瀬学童保育所を開設するため、所要の改正を行うものであります。 議案第102号市営住宅設置条例及び市営住宅管理条例の一部改正については、老朽化に伴う市営住宅の一部を用途廃止するため、所要の改正を行うものであります。 次に、
補正予算の説明を申し上げます。 議案第103号令和2年度
一般会計補正予算についてでありますが、今回の予算補正につきましては、普通交付税の本算定結果による歳入の補正、前年度繰越金確定による健全財政運営を図るための措置、
新型コロナウイルス感染症対策に係る経費、7月28日の集中豪雨被災箇所の災害復旧に係る措置などを主として計上いたしました。 歳出の主なものを款別に申し上げますと、総務費で、決算剰余金を受けての財政調整基金、減債基金及び地域振興整備基金への積立金の増13億円。寄附金を受けての国際交流基金への積立金の増100万円。 民生費で、原瀬学童保育所開設及び
新型コロナウイルス感染症対策に伴う学童保育事業費の増1,343万6,000円。
新型コロナウイルス感染症対策として、屋内遊び場内手洗いの自動水栓化を図るための修繕費の増399万3,000円。
新型コロナウイルス感染症緊急包括支援事業費の増600万円。 衛生費で、
新型コロナウイルス感染症の
感染拡大が懸念される中での季節性インフルエンザの流行抑制を図るための予防接種委託料の増248万円。 農林水産業費で、新規就農者支援事業費の増675万円。山ノ入ダム農業水路等長寿命化・防災減災事業に係る県営事業負担金の増295万円。 商工費で、
新型コロナウイルス感染症対策として商工団体が実施する中小企業者支援事業に対し補助を行う商工振興事業費の増100万円。二本松市内限定旅行クーポンを追加発行する観光振興事業費の増3,600万円。
新型コロナウイルス感染症の影響により落ち込んだ市内観光需要の回復を図るための情報発信・イベント等に対し支援を行う、まつり・イベント等助成事業費の増3,000万円。
新型コロナウイルス感染症対策として、スカイピアあだたら等観光施設内手洗いの自動水栓化を図るための修繕費の増2,044万9,000円。 土木費で、道路補修に係る修繕料及び補修資材費の増3,700万円。 消防費で、指定避難所における感染症対策経費の増429万円。 教育費で、各小中学校が実施する
新型コロナウイルス感染症対策に要する経費に対し補助を行うなど感染症対策事業費の増3,251万6,000円。二本松城跡調査事業費の増1,000万円。東京2020オリンピック・パラリンピック開催延期に伴うオリンピック・パラリンピック関連事業費の減3,000万9,000円。
新型コロナウイルス感染症対策として、市民会館・城山体育館等社会教育・体育施設などの施設内手洗いの自動水栓化を図るための修繕費の増1,168万円。 災害復旧費で、7月28日の集中豪雨に係る土木施設単独災害復旧事業費の増900万円。農業用施設単独災害復旧事業費の増2,505万円などであります。 歳入におきましては、特定財源以外の主なものは、地方特例交付金の増3,610万4,000円。普通交付税の増4億4,647万8,000円。前年度繰越金の増11億325万円。臨時財政対策債の増4,094万円などであり、そのほか
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金など歳出に関連する特定財源につきましては、精査の上、計上いたしました。 以上の結果、歳入における補正合計額は18億7,682万8,000円で、歳出における必要財源の合計額が15億7,853万4,000円となりましたので、差引額2億9,829万4,000円は、今後の財政需要に係る調整財源として予備費に留保することといたしました。 予算第2条債務負担行為の補正は、保育所・認定こども園給食調理業務ほか1件の追加であります。 予算第3条地方債の補正は、上水道費
一般会計出資債の追加及び合併特例債ほか4件の起債限度額の変更であります。 議案第104号令和2年度
国民健康保険特別会計補正予算については、
事業勘定において、歳入で前年度繰越金の確定額を補正するとともに、歳出では同額を年度内調整財源として予備費に留保するものであります。 次に、直診勘定におきましては、岩代国保診療所に勤務する医療従事者等に対し
新型コロナウイルス感染症対応従事者慰労金を支給するための経費を措置するほか、歳入で前年度繰越金の確定額を補正するとともに、歳出では同額を年度内調整財源として予備費に留保するものであります。 議案第105号令和2年度
後期高齢者医療特別会計補正予算については、歳入で前年度繰越金の確定額を補正し、歳出では同額を広域連合納付金として措置するものであります。 議案第106号令和2年度
介護保険特別会計補正予算については、令和元年度の介護給付費及び地域支援事業費が確定したことに伴い、歳入で前年度繰越金の確定額を補正し、歳出では国・県の負担金等の返還金を決算剰余金で精算するなどの措置であります。 議案第107号令和2年度
公設地方卸売市場特別会計補正予算については、歳入で前年度繰越金の確定額を補正し、歳出では同額を年度内調整財源として予備費に留保するものであります。 以上が提案申し上げました議案の概要であります。 よろしくご審議賜りますようお願いを申し上げます。
○議長(
本多勝実) 以上で、市長の
提案理由の説明は終わりました。
○議長(
本多勝実) 続いて、令和元年度各会計の
決算審査に関する
監査委員の報告を求めます。
監査委員、
二階堂公治君。
◎
監査委員(
二階堂公治) 議長、
監査委員。
○議長(
本多勝実)
二階堂公治君。 (
監査委員 二階堂公治 登壇)
◎
監査委員(
二階堂公治) 令和元
年度二本松市
一般会計、各
特別会計、各
企業会計決算について、審査結果をご報告申し上げます。
一般会計、
特別会計の決算につきましては、
地方自治法第233条第2項及び同法第241条第5項の規定に基づき、また、
企業会計の決算は、
地方公営企業法第30条第2項の規定に基づき、それぞれ市長より
監査委員の審査に付されましたので、議会選出の平塚與志一
監査委員と私、
二階堂公治が関係部課長、並びに係長の出席を求めて説明を受け、それぞれ内容を審査いたしました。 その結果、
一般会計、
特別会計の歳入歳出、並びに各基金の
運用状況は、いずれも予算の目的に適合した内容でありました。 次に、
企業会計でございますが、
地方公営企業法第3条に規定されております経営の基本原則に沿っており、いずれも適正に執行されていることを認めました。 以上のことから、
監査委員両名合議の上、その旨の意見書を市長に提出いたしました。 なお、意見書の写しは、お手元にお届けしておりますので、ご覧いただきたいと存じます。 以上、令和元年度の
決算審査報告といたします。
○議長(
本多勝実) 以上で、
監査委員の報告は終わりました。
○議長(
本多勝実) 次に、請願の付託報告を行います。
今期定例会において、本日までに受理した請願は、お手元に配付いたしました
請願文書表のとおり1件であり、
会議規則第141条の規定により、所管
常任委員会に付託いたしましたので、ご報告いたします。 以上で、請願の付託報告は終わりました。
○議長(
本多勝実) 以上で、本日の日程は終了いたしました。 明日2日は
議案調査のため、休会であります。 よって、本会議再開は、来る3日午前10時からであります。
○議長(
本多勝実) 本日は、これをもって散会いたします。 (宣告 午前10時51分)...